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ブログ・橋本 直行
【シールをあげよう】
2012年8月28日
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の接客スタッフは、
楽しいキャラクターのシールを、常に携帯しています。
場内で、子ども客にあげるためです。
例えば、小さい子どもが、自身でレジへ商品を持って行き、買い物を
できたときに、「えらいね。シールをあげよう」などと言って、
手渡しています。
他にも、アトラクションの列に並んでいるときや、レストランで
食事をしているときなどに、小さなサプライズを与えるのに、この
ツールを活用しています。
その様子を観ていると、この「シールを手渡す」という行為により、
接客スタッフの「人を歓ばせたい」という意欲が、高まっているの
ではないかと感じます。
もしかすると、各スタッフが場内で配る枚数には、ノルマ的なもの、
または社内でのランキング発表があるのかもしれません。
このUSJの事例は、顧客を歓ばせるスタッフをつくるための方策の
好事例だと思います。
まずは、顧客がもらって歓ぶツールを、会社が用意して、接客の
機会があるスタッフに持たせることです。
そして、できれば配布枚数の管理をすべきでしょう。
愉しくやるとよいと思います。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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