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ブログ・川﨑 依邦
経営再生物語(10)改善計画の基本パターン
2013年6月7日
「経営改善計画」は基本パターンがある。
?経営悪化の原因?経営改善策?10か年収支計画?金融機関別借り入れ明細表?資金繰り表である。前回までに収支計画表を紹介した。今回は金融機関別借り入れ明細表と資金繰り表の事例を紹介する。*その他諸経費の1月の増加は、社会保険料2か月分・労働保険料・消費税の分割払い等によるもの(同様の理由で4月、7月も予測している)
*繰越金は現金、当座預金、普通預金の合計
*役員報酬440千円は400千円にする(平成25年5月から)
*固定性預金預け入れ230千円は平成25年3月よりやめる
*売り上げは4月から10000千円と見込む…?経常収支はトントンで回るとみている?財務支出(銀行借り入れと預金預け入れ)をゼロにしないと回らない経営改善計画は必ず実現できる。抜本的改革であらねばならない。「必ずやりきる」との強い意志をこめていく。通常は経営改善計画を銀行に提出することで条件変更(リスケ)をする。リスケとは元金の支払いをストップして金利支払いのみにするなどのことである。「さあ、あとは実行あるのみ。勇気をもってすすむ」。
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筆者紹介
川﨑 依邦
経営コンサルタント
早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。
株式会社シーエムオー
http://www.cmo-co.com -
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