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ブログ・鈴木 邦成
輸出貨物の流れ
2010年3月1日
災害と物流
大きな災害が起こると物流網が中断されることになりますがチリの大地震により発生した津波が物流センター、倉庫などにも大きな影響・被害を与えているようで心配です。
物流の高度化を災害対策をふまえて考える必要があるわけです。
輸出の流れ
輸出の流れを簡単に説明しましょう。
まず、売買契約により、品目、品質、数量、価格、納期などが決められます。
輸出検査や梱包などについても手配します。
品質検査などを行ったあとには輸出検査証が発行されます。
そしてたとえば、海上輸送の場合、輸出業者は船積依頼書を海貨業者に出します。
輸出貨物は貨物の受け渡し、保管などの際に他の貨物と識別できるように梱包後、マーキングされることになります。
ちなみに、マーキングには、メインマーク、仕向地マーク、原産地マーク、ケースナンバーなどがあります。
もちろん、輸出品目によっては、キャッチオール規制、リスト規制、あるいは環境関連の諸規制など触れないか、十分に注意する必要もあるわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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