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ブログ・鈴木 邦成
通関情報処理システムの活用
2010年5月24日
梅雨入りへ
そろそろ梅雨入りが気になり出しました。
傘が手放せない季節が迫ってきているわけです。
NACCSの活用
貨物の輸出入に関する税関の手続きはNACCS(ナックス:通関情報処理システム)によって行うことが可能です。
税管、船会社、航空会社、通関業者、混積業者、銀行などが参加業種で、設置された端末を使うほかにもインターネットを利用したNET‐NACCSを利用することもできます。
NACCSには海運貨物を扱うSea-NACCSと航空貨物を扱うAir-NACCSがあります。
NACCSで、海上貨物や航空貨物の入出港、積荷関連の諸手続き、輸出入貨物の諸情報の登録・管理、輸出入の申告、関税の納付手続きなどを行うことが可能です。
なお、2010年より新しいシステムに刷新され、Sea-NACCSとAir-NACCSのハードウエアなどが統合されました。
これにより、これまで以上に有機的、効率的な運用が実現されることになりました。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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