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ブログ・船井総研ロジ
第330回:経営計画書の携行
2016年1月22日
経営方針を伝えるために、年に一度、経営計画発表会を開催している企業も多いと思いますが、その場の発表だけでなく紙資料にまとめて配布すると、さらに効果が持続し、また向上するでしょう。
埼玉の運送会社では、行動指針や教育スケジュール、今年度の目標などをまとめた自社オリジナルの手帳を毎年作成し、全従業員に配布しています。また、神奈川の食品物流会社では経営計画書というものを作成し、こちらも全従業員に配布して常に携行し、何度も読み返すことを奨励しています。
目に触れる頻度が増えると意識も高まり、実現する可能性が高まります。せっかく経営方針発表会をされているのであれば、常に携行できるように手帳や計画書にまとめるとよいでしょう。また、経営計画書を作成することで、これまでの振り返りや未来について考える時間がとれ、経営者自身の考えも整理されます。
なお、経営計画書の目次例は次のとおりです。ぜひ、参考にしていただければと思います。
1.会社方針
①経営ビジョン②基本戦略③行動指針
2.○○運送を取り巻く環境
①運送業界動向②○○地域の動向
3.前期の振り返り
①前期の数値状況②定性的振り返り
4.3か年計画
①3か年数値計画②事業戦略 (i)○○部門(ⅱ)△△部門
5.今年度の目標と施策
①組織体制②数値目標 (i)年間目標(ⅱ)月間目標③事業別実施事項 (i)○○部門(ⅱ)△△部門
6.年間スケジュール
①会議スケジュール②教育・研修スケジュール③会社行事
(船井総合研究所・河内谷庸高)
☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net」
※記事は15年11月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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