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物流ニュース
乗ってみて分かる良さ 日産アトラスF24
2006年3月24日
日産自動車が昨年にフルモデルチェンジを行い、新しくリリースした『アトラスF24』。車両設計に際し、「ドライバーにとってストレスの無いように」との配慮を施したという。今回、ドライバー専門の派遣事業を手がけるプラウド(東京都千代田区)の業務管理部主任・宇野杏子さんに試乗をしてもらった。宇野さんは大学卒業以来、ドライバー職に従事。前職時代には、全国トラックドライバーコンテスト・女性部門で全国優勝の経験もある「プロ中のプロ」と呼べるドライバーだ。現在は、運送会社へ派遣するドライバーを指導している。
「アトラスF24 ライトゴールド」
運転してもらったのは、今回のフルモデルチェンジからラインナップに加わった「6AMT」(6速オートマチックメカニカルトランスミッション)の2t車。同乗したのは、日産自動車LCV事業本部マーケティング戦略グループセールスサポートチームの松尾重人氏。
松尾:「AT限定免許で乗ることができる6AMT車の乗り心地は」
宇野:「トラックの自動変速と言うと乗りづらいイメージがあるが、これ(『アトラスF24』)はシフトアップもスムーズで、ガクガクすることなく非常に運転しやすい。マニュアルの方が乗り馴れているが、違和感は少ない」
松尾:「加速の感じは」
宇野:「軽くて、速い。普段ベタ踏みをしているようなドライバーだと慣れないかもしれないが、無駄な加速がなくて良いと思う」
松尾:「常に『エコ発進』が行われる経済的にも環境にも優しい仕組みだ。クラッチも傷まない」
宇野:「マニュアルだとどうしても、自分の体調や気分に運転が左右されてしまうことがある。これなら、平均的に燃費効率の良い運転ができるのではないか」
松尾:「シフト操作を行えるマニュアルモードも装備しているので、坂道などでは使い分けていただくのも有効。また、最小回転半径は4.4mと、コンパクトカーの『マーチ』と同じ」
宇野:「『これは無理かな』と思えるような鋭角なコーナーも、余裕を持って回り切ることができた。街中やテナントの構内などでもスムーズに運転できるはず。乗用車よりも楽勝かもしれない。正直言って驚き」
松尾:「広々とした内装空間もポイント。書類を入れるスペースをふんだんに用意した」
宇野:「圧迫感がない。ドアステップも低い位置にあり、背の低い私でも楽に乗り降りできた。当社ではダッシュボードの上に書類を置くことを禁止しているが、このような収納スペースがあれば便利。ドリンクホルダーがあるのもうれしい」
松尾:「ドリンクホルダーにはエアコンの風が行くようになっており、保冷機能が付いている」
宇野:「センターシートを倒すと物入れや作業台として使えるのも便利」
松尾:「『乗ってみて(良さが)分かる』というお客さんも多い」
宇野:「乗用車のような感覚で、誰でも楽に運転できる。昔のオートマトラックにあった不便な点も解消され、印象が覆された」
「アトラスF24」の試乗の詳細については、全国の日産ディーラーで受け付けている。
日産の商用車については、http://biz.nissan.co.jp/
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