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ブログ・船井総研ロジ
第39回:辞めない人材の採用法
2010年1月19日
皆さんは、ドライバー募集の採用広告を出すとき、どのようにしていますか?先日、私の支援先で採用広告の話題になった際、「採用広告を出すとき、どんなことに気をつけていますか?」と訊ねてみたところ、「ほとんど媒体の担当者に任せています」とのことでした。
そこで、この支援先にお伝えしたのが、以下にご紹介する「紙媒体の広告で成功するための7か条」です。これは紙媒体で広告を出すことを検討する際に必ずチェックしていただきたいポイントですので、皆さんも自社に置き換えてご覧ください。
第一条は、「欲しい人材像は明確にする」ということです。兎にも角にも、どんなドライバーが欲しいのか、同時に、どんなドライバーには着て欲しくないのかをはっきり示さなければなりません。
第二条は、「自社の特性、相性の良い媒体を選んでいるか?」ということです。一般WEBサイト、携帯WEBサイト、新聞、フリーペーパー、地域紙など多様なメディアから物流というサービスの特長に合った媒体、欲しい層が読む媒体を選ぶ必要があります。
第三条は、「紙(誌)面内競合を意識する」ということです。業種は問わず、同じカテゴリーに入る広告がどんな内容かを把握する必要があります。
そして第四条は、「紙(誌)面の中で一番目立っているか?」という点です。目立っていないなら、広告費をドブに捨てるのと同じです。
第五条は、「アピールポイントが伝わっているか?」という点で、瞬間的・直感的にアピールポイントが伝わる・感じることができるか、広告内コンセプトが重要となります。
第六条は、「応募者の次のアクションが分かりやすくしているか?」ということです。ホームページへの誘導、電話のかけ方…「ここまでやるか!」の分かりやすさが必要です。
最後、第七条は、「広告作りを編集者任せにしていないか?」ということです。一生懸命作りこんだもの・手間がかかったものに対して、人は真剣に受け止めます。
以上、この七か条をおさえることで、「本当に欲しい人材」からの反響が増え、さらに「欲しくない人材」からの問い合わせが減ります。これこそ採用の効率化であり、いい人材を上手く採用し、採用した人材の定着率が伸びる手法です。7か条に照らし合わせて現在の取組みを再検討してみてください。
(株式会社船井総合研究所・堀敦博)
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は08年12月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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