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    第237回:荷主企業の坪効率

    2014年3月9日

     
     
     

     先日、大手通販会社の物流を受託されているシーオス様の現場を視察する機会がありました。
     そこで印象的だったことが、同社では、自社の現場のことを〝プロセスセンター〟と名づけていることです。通販という無店舗での販売の物流においては本来、お客様が行う買い物というプロセスを売り手側が代行してあげる必要があります。そのプロセスを代行する品質が、お客様の満足度を左右します。だからこそ、センターを物流センターという機能ではなく、買い物というプロセスを代行し、その処理能力と精度を競うプロセスセンターという機能に位置付け、そう命名されたそうです。


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     プロセスセンター内の配置も、店舗と同じようなレイアウトで、購買頻度の高いものが、レジ(検品・梱包場所)の近くになり、反対に購買頻度の低いものがレジから遠い位置に配置されています。いわゆるABC分析の考え方に近いのですが、通販物流の場合、小売店の店舗作りという発想からレイアウトを考えると、より効率的、生産性の高い現場ができ上がるのではないでしょうか。
     また同社では、その現場の指標(KPI)として〝効率〟というものを特に意識されています。ここでいう坪効率は、物流会社としての倉庫の坪効率ではなく、あくまでも荷主企業から見た坪効率です。前述のとおり、小売店の店舗作りの発想で現場を組まれているため、坪効率も荷主企業側から見た値を指標にするのです。
     そして結果的に、荷主企業の1坪あたりの売り上げを最大化することが、物流会社の売り上げを最大化することとイコールになります。通常は、物流会社視点での坪効率しか見ていないケースが多いと思いますので、ぜひ「荷主企業の坪効率」というものを意識してみてください。
    (船井総合研究所・河内谷庸高)
    ☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net
    ※記事は13年8月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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