日本一レベルの理念教育実践幼稚園、ふじようちえんの砂場には、
小さな光り物が、散らばって埋められています。
それらを発見した園児は、家に持って帰ってよいことになっています。
当然、園児達は、嬉々として一所懸命に、光り物を探します。
園長の加藤積一氏は、この目的を「欲を育てるため」と言っています。
「夢を描き、その実現に向かって努力し、幸せな未来を創るために、
正しい欲は必要だ」という考えのもと、加藤園長はこういった策を
施しているのです。
今の若手社員は、欲がないと言われます。
幼少の頃から、何に対しても、ほとんど不自由したことがなく、
さらに競争を否定する教育を受けてきた世代だからでしょう。
また、間違った欲によるよくない事例を、多々見てきたからという
こともあります。
しかし、企業という器を使って何かを実現し、幸せな未来を創るため
にも、正しい欲は必要です。
「欲がない・・・」とあきらめず、正しく楽しい競争を仕掛ける
ような、彼らの欲を育てるための施策を考えていくべきではない
でしょうか？
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