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ブログ・橋本 直行
【高寿命化ビジネス】
2009年5月17日
これからは、儲け所についての発想を、今までとは変えなければ
ならない事業が、多くなるでしょう。
ただどんどん造って売るのではなく、メンテナンスなどのアフター
フォローで、商品の寿命を延ばし、買い替えを抑制するモデルで
儲けなければなりません。
日本ミシュランタイヤは、すり減ったトラック・バス用のタイヤの
溝を、彫刻刀のような工具で彫り直して再生する販売店を、これから
積極的に増やしていきます。
この再生法によって、タイヤの寿命は25%延びるとのことです。
不況で環境重視の、今の時代に適応したビジネスモデルだと言えます。
タイヤの寿命を延ばせば、タイヤの買い替え数量は減ります。
しかし、顧客が求めているのは、間違いなくそういった状態でしょう。
同社についてはまだ結果は出ていませんが、今後伸びていくビジネス
モデルのひとつは、最少限にしか売らない、造らない、こういう
高寿命化のビジネスモデルだと思います。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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