近いうちに、「人財育成法」について講義する機会があるため、その
ポイントをまとめました。
１）育つための機会を与えることが、自分の仕事と心得よ
２）部下のキャリアプランをイメージせよ
３）キャリアプランは、後輩の「やれること（長所・知識・技術）」
「やりたいこと（夢・目標・嗜好）」「やるべきこと（長所・組織
戦略・原理原則）を合致させよ
４）そのキャリアプランに沿って、機会を与えよ
５）がんばれば乗り越えられる、最高の機会を与えよ
６）ギリギリまで、絶対に手を貸すな。そして、ギリギリ必要なら
手を貸して、まずは成功体験をさせよ
７）育成手法は、新人にはTeaching、一人前になったらConsulting、
幹部予備軍はCoaching、壁にぶち当たっている者はCounselingをせよ
８）新人には、まず経営理念と仕事に対する姿勢をとことん躾よ
９）一人前の者には、決して押し付け（と思われ）るな
10）ときには、失敗しそうでも、わざと手を貸すな
11）長所伸展法が原則。長所を伸ばし、短所は放っておけ。ただし、
欠点は直させろ
12）自分ができていないこと（広義）を、部下に求めるな
13）部下でもできることを、自分でするな。つまり、部下の成長の
機会を奪うな
14）仕事の質は、部下に勝って当たり前。仕事の量で負けるな
15）部下の方が勝っている点を認め、活かせ。決して嫉妬するな
16）仕事の楽しさを教えよ。そのために、自分が楽しく仕事をせよ
17）自分の考えを熱く、くり返し語れ
今まで私が諸先輩からいただいてきた教えを、解釈したものです。
読者の皆様に、何らかの示唆を与えることができれば、幸いです。