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ブログ・橋本 直行
【先生化】
2009年11月30日
セミナーの受講者になっているときは、どんなにえらい経営者でも、
講師の質問に対し、素直に答えます。
それは、講師が「先生」だからです。
先生の質問に、生徒として答えるのです。
情報システム企業の時空の社長、檜野安弘氏は、「だから、営業
担当者は、先生にならなければならない」と言います。
顧客は、営業担当者を先生と認識すれば、素直に言うことを聴いて
くれるからです。
できる営業担当者は、そのために、商品知識はもちろん、業界全体や
個別競合企業の動向、顧客の意識などの情報について、日々勉強を
怠りません。
そして、知識の内容そのものや知識獲得の過程を、ホームページや
ニュースレターなどで開示することにより、自己の権威付けをし、
先生化してしまうのです。
初対面のときから先生と認識されていれば、話の中身が商談ではなく
講義になり、プロ同士のあるべき関係が構築できると思います。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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