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ブログ・橋本 直行
【業務日報】
2010年7月20日
業務日報は、上司と部下各人との間で、やりとりされるだけではなく、
部下同士も、お互いの内容が見えるようにした方がよいでしょう。
それによって、情報交換促進、連携強化、相互刺激(競争心)などの
効果が見込めるからです。
また、上司が一部下の業務日報の内容を見て、賞賛や叱咤激励などの
コメントを返信する際も、全員に送付すれば、理念や方針の徹底に
つながっていきます。
倉庫会社K社では、営業担当者と現場責任者の業務日報に、SNSの
ミクシィを活用しています。
クローズドのコミュニティを作って、各人が毎日、日報のトピックを
立てています。
各参加者のトピックおよびそれらに対するコメントの内容が、簡単に
周知できるため、とても有効な手段です。
定型フォームはありません。
しかし、その「定型フォームはなく、何を書いてもよい」という
自由な形式が、各人の個性と精神状態を現すという効果があります。
さらに簡易的に実行するのであれば、メールの宛先を上下全員にして、
業務日報を配信すればよいと思います。
ぜひデジタルツールを上手に使って、冒頭のような効果を、最大に
享受してください。
◆本シリーズ配信希望の方はコチラこの記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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