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ブログ・橋本 直行
【勉強好きトップの悩み】
2010年9月9日
ほとんどの組織は、トップが、一番勉強好きだと思います。
少なくとも、私がお付き合いしている企業の経営トップは、この
ルールに当てはまっています。
しかし、それゆえに、トップの方針やアイデアについて、現場の
理解が得られないというケースが、多く見受けられます。
トップと部下が、それぞれ得る情報の質と量のギャップが大きくなり
過ぎて、現場がついていけなくなるのです。
ですから、トップは、そういった状態になるのを避けるために、
新たな方針やアイデアが湧いた時は、背景を知らせる努力を
すべきです。
例えば、受講したセミナーや読んだ本の感想をブログにくわしく
載せたり、まとめレポートを作って配布したり、同じ本を読むことを
奨励したりするのです。
ある企業では、経営トップが読んでよかった本の中から毎週1冊を、
若手社員への課題図書とし、感想文を書かせることにしました。
思い当たるところがあるトップは、背景を知らせる何らかの策を、
ぜひ打ってみてください。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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