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ブログ・橋本 直行
【クレドカードは具体的に】
2010年10月19日
経営理念や経営ビジョン、経営方針の社内浸透のため、従業員に、
社員手帳やクレドカードを配布する企業が増えています。
それらのツールは、朝礼の時に皆で内容を確認するなど、しっかり
活用すれば、作った甲斐は大いにあると思います。
ただし、その内容を作る際には、ひとつのポイントがあります。
それは、できるだけ具体的な書き方をして、理念と行動を結び付け
られるようにすることです。
例えば、船井総研のクレドカードには、以下のような記載があります。
> 相手が見えなくなるまでお見送りをします。
> お客様が来社されたとき、駅や空港まで送っていただいたときなど、
> 必ずお客様が視界から消えるまで笑顔でお見送りをします。
> 一流の人との付き合いは、よい癖付けからはじまります。
また、K倉庫社のクレドカードには、次のような項目があります。
> 作業時以外のムダな電気は点けないこと
> ただし、埃と虫の侵入を防ぐため、
> シャッターの開閉は小まめにすること
これらの他にも、それぞれのカードには、多くの具体的行動指針が
記載されています。
創業者や経営トップが、常日頃から、こうして欲しい、こうなって
欲しいと思って、言ってきたことです。
具体的だから、伝わりやすいのです。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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