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ブログ・橋本 直行
【無給でもいいから働かせて欲しい】
2010年11月21日
上司は部下に、働くことの意味を教えなければなりません。
ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」(あさ出版)の
中で、著者の坂本光司氏は、次のようなある禅寺のお坊さんの言葉を
紹介しています。
> 幸福とは、〈1〉人に愛されること、〈2〉人にほめられること、
> 〈3〉人の役に立つこと、〈4〉人に必要とされることです。
> そのうちの〈2〉~〈4〉の3つの幸福は、働くことによって
> 得られるのです。
つまり、働く目的は、「人のためになって、幸福を感じること」だと
いうことでしょう。
浜松の繁盛農園、京丸園は、障害者活用の先進企業です。
よって、同社には、多くの障害者の方が面接を受けに来られます。
しかし、もちろん、すべての方を採用するわけにはいきません。
不採用になった方の親御さんの中には、次のようにおっしゃる方が
多いそうです。
「無給でもいいから、うちの子を働かせて欲しい」
幸福感と仕事の関係性が、よく解かる話だと思います。
上司は、部下の人生を豊かにするために、仕事の意味についての
示唆を与えて欲しいと思います。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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