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ブログ・橋本 直行
【二者択一なら】
2010年12月13日
ワタミ会長兼CEOの渡邉美樹氏は、環境への取り組みについて、
以下のように述べています。
> 「経済」か「環境」かの二者択一なら、ワタミは無条件で
> 「環境」を選択します。
> なぜなら、美しい地球、青い空、清い水、動植物の命、これらは
> お金では買えない大切なものだからです。
同社は、CO2排出量や生ゴミリサイクル率の高い目標値を設定した
「W-ECOビジョン2020」を設定し、ほぼ計画通り推移させている
環境先進企業です。
その背景には、上記のような「正論」があります。
こういう動きを見て、「大きな企業は、余裕があるから環境なんて
言っていられるんだ」と感じる向きもあろうかと思います。
しかし、あと数年のうちに、経営の尺度は、一気にこちらにシフト
するでしょう。
なぜなら、衰退への恐怖は、成長への意欲を上回るからです。
「このままでは、地球全体がマズイことになる」というのは、世の
共通認識となっています。
特に、若い世代には、その認識が強いでしょう。
よって、経済よりも環境を優先しない企業は、ユーザーからの支持を
得られなくなります。
中小企業であろうと、大企業であろうと、環境に取り組まない企業は、
生き残れません。
「ただ成功のためでなく」(ソフトバンククリエイティブ)
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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