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ブログ・橋本 直行
【価値観の完全転換点】
2011年3月29日
東北地方太平洋沖地震の影響で、電気の供給能力が不足しています。
そのため、東京電力と東北電力の管轄エリアでは、計画停電が企画
され、一部実施されました。
電力消費ピークの夏季には、さらなる計画停電が必要になります。
国土交通省が民間事業者を集めて開いた会合の中で、資源エネルギー
庁の担当者は「電力供給量が震災前の状況に戻るのは難しく、
セーフティーネットとして、来年も計画停電の実施を考えざるを
得ない」と述べました。
そして、おそらく計画停電の実施は、来年まででは済まず、数年間
続くのではないでしょうか?
こういった環境の下、世の中、特に東日本各地では、節電が盛んで、
省エネムードです。
弊社のオフィスがある東京・丸の内も、夜は暗いです。
私が今、本稿を書いているマクドナルドも、24時間営業ですが、
看板の電灯は点いていません。
で、この状態が数年続けば、どうなるか?
おそらく、人々の感覚は、元には戻らないのではないかと思います。
経済優先ではなく、環境重視・資源保全重視の価値観が、平常時に
おいても当たり前になります。
震災前にも、明らかに時流はそちらに動いていましたが、拍車が
かかった感じです。
そういった時流適応視点でのビジネス発想が、ますます求められます。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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