-
ブログ・橋本 直行
【接待しないで顧客に貢献する】
2011年7月7日
繁盛人材派遣会社の都工業では、自社の派遣社員約100名に、顧客
企業の記念館施設の視察をさせたそうです。
目的は、派遣社員達のモチベーションアップです。
顧客の歴史や取り組みを知れば、関心が出てきて、愛着が湧き、この
会社のためにがんばろうという気も起きるでしょう。
同社社長の安本拡人氏は、従業員の動機を「~ねばならない」から
「~したい」に変えなければならないと、常々言っています。
この視察も、従業員を、顧客に惚れさせ、仕事を「したい」に変える
ための有効な方策なのです。
都工業は、顧客に対して、接待行為をまったくやりません。
それよりも、上述のような方策に金を使い、従業員のモチベーション
アップを図った方が、よほど顧客のためになるという考え方です。
BtoB企業の役割は、顧客企業の競争力強化だととらえると、とても
理に適った、納得のいく戦略だと思います。
◆バックナンバー
◆本シリーズ配信希望の方はコチラこの記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
「ブログ・橋本 直行」の 月別記事一覧
-
「ブログ・橋本 直行」の新着記事
-
物流メルマガ