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ブログ・橋本 直行
【ゴミ箱のない休憩室】
2011年10月10日
通販物流出荷代行サービスを行ない、多数のパート社員を擁する
浜松委托倉庫 米津出荷センターの休憩室には、ゴミ箱がありません。
パート社員の皆さんが持参した、弁当やおやつの包装材や食べ残し
などのゴミは、各人の自宅へ持ち帰るルールになっています。
なぜなら、自分が持ち込んだゴミの廃棄料は、会社が持つべきもの
ではなく、個人で負担すべきものだと考えているからです。
一方、会社で契約している仕出し弁当のゴミは、弁当事業者が持ち
帰ります。
こういった施策により、ムダな廃棄料が削られています。
パート社員の皆さんは、ゴミ箱がないことについて、特に不満を
持っていないようです。
その理由は、センターの立ち上げ時からのルールだということも
あるとは思います。
しかし、一番のポイントは、なぜゴミ箱を設置しないのかという
わけを、しっかり説明し、理解させているからでしょう。
このような好事例を知ると、企業には、原則的に捉えると道理に
適っていない、潜在的な悪弊が、多々あるのだろうと思えます。
そして、それらは、道理を説けば、確実に排除できるのでしょう。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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