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ブログ・橋本 直行
【死と仕事】
2011年11月10日
おそらく多くの人が感じていると思いますが、東日本大震災を期に、
死に対して敏感になり、身近にとらえられる人が、増えています。
そのような「眼の開けた人」は、お金や物質を追い求めることよりも、
「限られた人生を、悔いのないように過ごしたい」と考えます。
今後は、こういう価値観が、大勢を占めていくでしょう。
この価値観は、仕事についての意識にも、大きな影響を与えます。
従業員をお金や物質で釣るのは、ますます難しくなります。
それよりも、これからは、その会社でその仕事をやっていて、充実
しているか、意義を感じるか、(マクロな意味で)愉しいかといった
「やりがい」が、最も重要視されるようになるでしょう。
つまり、いくらお金を積んでも、やりがいを感じなければ、辞めて
他を探すという人が、今までよりもっと増えるのです。
従業員が、人生をかけるにふさわしい会社か、仕事か、という視点で、
自社のことを見直してみてください。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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