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ブログ・橋本 直行
【失注客を回る】
2012年2月9日
失注した顧客とは、もうコンタクトを取らないという企業は、多いと
思います。
しかし、それは、非常にもったいないことです。
自社に対して、一度は期待をかけてくれた先です。
よほど信頼を損ねるようなことをしていなければ、優良な見込み客
であることには、変わりません。
特に、購買先の検討の機会が多い商品を扱っている場合には、この
失注先対策は、とても重要な戦略です。
期間イベント設備の設計・施工を営むF社は、自社が見積もり提案に
関わったイベントが終了した直後に、必ず顧客を回っています。
目的は、そのイベントの成果と、よかった点、問題点をつかみ、次の
機会の企画提案に活かすためです。
このとき、設計・施工業務を請け負った顧客だけではなく、失注した
顧客へも訪問し、同じ項目のヒアリングを行なっているのです。
これをすることによって、次回の受注率は、確実に高まります。
一度失注しても、まだ「The End」では、ありません。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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