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ブログ・橋本 直行
【第二創業期】
2012年10月27日
京都市に本社を置く繁盛物流企業、五健堂は、2012年9月からの歩みを
第二創業期と位置づけ、企業体質の抜本的な改革を図っています。
マナーからサービスまで、すべての品質を最高レベルに持っていく、
抜本的な取り組みです。
きっかけは、社長の蓮尾拓也氏の違和感とビジョンの修正です。
創業から23年、地域一番の食品物流企業に成長してきた同社ですが、
挨拶、身だしなみ、サービスレベルなど、本当に納得のいくものに
なっているかと考えると、そうではないという違和感です。
また、将来を見据えたビジョンとして、京都一、関西一から日本一へ、
照準を変えたときに、それらが、全く必要レベルに達していないと
いう認識からです。
蓮尾社長は、日本一という新たなビジョンの達成、そして本当に
納得のいく企業体質の実現のため、第二創業期というコンセプトを
掲げたのです。
キックオフがなければ、なかなか抜本的な改革はスタートできません。
そこで「第二創業期」というコンセプトは、非常に有効だと思います。
ただし、掲げたからには、絶対に後退、失敗の許されない旅路です。
蓮尾社長は、「10億円の物流センターを建てるよりも、勇気の要る
決断」だと、おっしゃっていました。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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