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ブログ・橋本 直行
【マニュアルの作成者】
2012年12月5日
業務マニュアルを制作する目的のひとつは、ノウハウを形式知化し、
後任者へ、スムーズに引き継ぎを行なうためです。
このとき、制作を担当するのは、たいてい現在の業務担当者です。
「スムーズに引き継ぎできるように、今、あなたがやっていることを
マニュアルにしておいて」と指示されて、作ることになります。
しかし、実は、この担当の選び方は、ベストではありません。
なぜなら、その業務を深く解かっている人が、マニュアルを作るのは、
あまりよいことではないからです。
マニュアルは、その業務をよく解かっていない人が、現在の担当者に
ヒアリングをしたり、現場を視察したりしながら、理解を深めて、
制作した方が、よいものができます。
「初心者が読んで解かるもの」を作るべきだからです。
ですから、本当は、後任者か、まったく別の部署の人が作った方が、
よいものができるのです。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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