「プロの技術を身に付けるために、何が一番必要か？」と問われたら、
私は、迷わず『訓練』と答えます。
船井総研のトップコンサルタント、常務取締役の五十棲剛史は、
部下が、自身の技術をアップさせる取り組みを始めたと聴くと、
「それは、毎日やってるの？」と尋ねます。
日々の訓練こそが、最も早く、確実に、プロの技術を身に付ける
ための効果的・効率的な手段だと、考えているからでしょう。
例えば、トラックドライバーが、プロの運転技術を見に付けるため
には、毎日、乗務後に、その日の仕事をふり返る時間を持つべきだと
いうことでしょう。
エコドライブ、ヒヤリハット、マナーなどについて、ひとつひとつ、
その日の仕事をふり返り、気付きをメモしていくのです。
訓練です。
そうすれば、数年後、その人は、間違いなく屈指のプロドライバーに
なっているでしょう。
逆に、企業として、屈指のプロドライバーの軍団を育てたいなら、
日々のふり返りの仕組みを作ることです。
日々の訓練こそが、プロへの近道です。
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