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ブログ・橋本 直行
【採用の標準化】
2013年6月24日
組織を拡大していくために、業務の標準化は欠かせません。
誰がやっても、一定の水準以上の成果が出せるように、正しい手順を
定め、それがいつでも再現される仕組みをつくるのです。
食品物流企業の雄、名正運輸では、ドライバー面接の品質を一定の
レベル以上にするために、「面接調書」というフォームを作成し、
使用しています。
これは、職歴などの他、履歴書では判らない情報を得るために使う、
アンケート用紙です。
項目は、過去のケガや、事故歴・違反歴、刺青・タトゥーの有無
などで、それぞれに対し「答えたくない」という選択肢もあります。
面接の前に、受験者に15分ほどで記入してもらいます。
このフォームの活用によって、会社として大事にしている項目の聞き
忘れを防ぎ、どの面接官でも、最低限の面接をすることができます。
人材採用において標準化が進めば、組織の拡大スピードは速まります。
仕組み化の好例です。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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