これからの時代は、ほとんどのマーケットが縮みます。
しかし、一方で、目当ての商品・サービスを提供する企業を探すのは、
ますます容易になっていきます。
ですから、マーケティング的にも、リクルーティング的にも、尖った
企業でなければ、選ばれず、生き残れません。
一貫して、自社らしさにこだわれる企業だけが、残るのです。
例えば、ノンアセット型3PL企業の雄、エスワイ・ロジステックスは、
そのモデルの１社と言えます。
同社は、エスワイファームという農場を運営しています。
目的は、おそらく社内一体化、差別化、感性の刺激などだと思います。
古民家を改造したオフィス、役員の自転車競技への参戦などと併せて、
同社を特徴付ける取り組みのひとつです。
このような企業のエスワイ・ロジステックスが、このたび、既存の
取引先へのニュースレターを創刊することになりました。
主テーマは、物流ではなく、ほぼ全編、農業について書くそうです。
それだけでも、充分尖っていますが、取引先へは、請求書と、さらに
「ある物」と一緒に発送するとのことです。
その「ある物」とは・・・野菜です。
エスワイファームで採れた野菜を梱包して、贈るのです。
その独自固有の長所を十二分に活かす発想に、ビックリし、とても
感心しました。
徹底的に自社らしさにこだわる、好事例だと思います。
・エスワイファーム通信→ http://ameblo.jp/sylogi/theme-10028891895.html
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