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ブログ・橋本 直行
【最新鋭の道具/一流の道具】
2013年10月23日
一流の家具職人を育てることで有名な秋山木工の代表、秋山利輝氏は、
「最新鋭の道具は、職人の腕をダメにする」と言います。
便利な機械や設備に投資すれば、それだけ腕が磨かれる機会が
奪われるからです。
だから、一流の職人になりたければ、最新鋭ではなく、『一流』の
道具に投資すべきだと説きます。
一流の腕を持つことができれば、何歳(いくつ)になっても、一流の
仕事ができ、食べるのには困りません。
よって、少々高くても、一流の道具に投資することは、安いものです。
様々な分野で一流を目指す人にとって、とても共感でき、参考になる
教えだと思います。
ただし、他方で、一流ではなく、『一人前』を早く多く輩出したいと
いう志向の組織もあるでしょう。
その場合は、最低限必要な技術は備えられるよう、どのようにうまく
最新鋭の道具を使わせていくのかが、ポイントになるでしょう。
・「一流を育てる」
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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