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ブログ・橋本 直行
【あなたはどうしたいの?】
2015年4月8日
自分の頭で考え、動ける、自主的な部下を育てるためには、単純に
「どうすればよいですか?」という質問をすることを許しては
いけません。
必ず、併せて自分の意見を述べるように、誘導すべきです。
ただし、そのときには、注意すべき点があると、人材育成のプロ、
小倉広氏は述べています。
それは、「どうすべきだと思う?」という訊き返し方は、ご法度だと
いうことです。
なぜなら、こう訊かれた部下は、正解探しを行ない、叱られずに済み
そうな答えを返そうとするからです。
それでは、部下から、「どうすればよいですか?」という質問が
あったときには、どのように訊き返すべきでしょうか?
小倉氏は、「どうしたいの?」と訊くべきだと説きます。
「どうすべき」は、他人事になる危険性があります。
しかし、「どうしたい」は、間違いなく自分事です。
すべて自分事ととらえさせることは、部下の自主性を養わせます。
小倉広事務所
・「アドラーに学ぶ部下育成の心理学」
◆Facebookページこの記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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