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ブログ・橋本 直行
【CEOの顔】
2016年5月10日
米タフツ大学のニコラス・ルール氏とナリーニ・アンバディ氏は、
2006年のフォーチュン500(米国の大手企業500社)の上位と下位の
各25社の男性CEOの顔写真を使った実験を行ないました。
それらを被験者に見せたときの脳を、MRI(核磁気共鳴画像法)で
撮影し、どの部位が活動しているのかを調べるという実験です。
すると、低収益の会社のCEOを見たときよりも、高収益の会社のCEOを
見たときの方が、被験者の脳の左側にある扁桃体の動きが、著しく
活発になることが、判ったそうです。
扁桃体は、感情に関係する部位です。
高収益の会社のCEOの顔には、人の感情を揺り動かすものがあるの
だと言えます。
そこで、ルール氏とアンバディ氏は、これらの顔写真の分析を行ない
ました。
すると、高収益の会社のCEOの顔には、長さに対して、幅が広めだと
いう特徴があったそうです。
つまり、人には、幅が広めの顔の人を無意識にリーダーとみなす
性質がある可能性が高いのでしょう。
ですから、そういう特徴の顔を持つCEOは、積極的に顔写真を外部
発信していくべきではないでしょうか?
営業面でも採用面でも、メリットがあると思います。
・「最高のリーダーは何もしない」この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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