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ブログ・橋本 直行
【船井総研】橋本直行の「トップの視点」 vol.1981【中心選手】
2018年4月13日
組織において、誰を中心的存在として認めるかは、トップの大事な仕事のひとつです。どんな人を評価し、昇進、登用、表彰、報奨するのかは、組織風土の醸成に、大きな影響を与えます。プロ野球の名将として知られる野村克也氏は、「プロ野球選手としてのイチローを諸手を挙げて評価はしていなかった」と述べていますが、それは上述の視点からです。野村元監督が、彼を高評価しなかった大きな理由は「『イチローを見習え』と他の選手に言うことができないから」です。曰く「中心選手は『チームの鑑』すなわち手本でなければならない」くわしくは、著書「野村のイチロー論」(幻冬舎)に書かれていますが、「(以前は)チームより自分優先でプレーしていると思えた」ということです。イチローのようなすごいメンバーが組織にいたら、トップとしては大いに迷うとは思いますが、全体視点で、英断したいものです。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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