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    経営再生物語(31)原単位データを把握する3

    2013年11月8日

     
     
     

     燃料費管理は、運送業経営における原単位把握(車両コスト)のうちで、重要なものになる。この管理・把握の良し悪しが企業の業績の成果を決定付けるほどである。なぜならエコドライブは全てのコスト削減に直結しているからだ。この燃料費を効果的に管理するには、車両ごとの月間燃費実績の把握が必要。燃費=走行距離÷燃料消費量を伸ばすことが、燃費効率アップの取り組みということになる。



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     燃費効率アップの方法は、まずタコメーターによるスピード管理(定速走行)が挙げられる。デジタコが普及しているが、ハンドルを握っているのはデジタコではなくドライバー(生身の人間)である。燃費を把握するという基本的なことを当たり前のように実践・継続することが燃料費の管理把握ということになる。なぜなら、運送業界に身を置く者にとって数字を把握し、日々の管理を継続するということは、なかなか難しいという実態がある。管理者は日々の配車業務に忙殺されて、その日一日を乗り切ることに精いっぱいというケースが往々にしてあるからである。

    まずは、管理者の意識を変えることと、燃費効率をアップしようという全社一丸の意識改革が燃費効率アップの第一歩になる。また、燃費を把握することで別の効果もある。エンジンの調整状態を判断するモノサシにもなる。

     例えば、ある車両の燃費が月を追って低下するような場合は、オイルの消費量と合わせてみてオーバーホール時期の近いことが判断される。また急激に低下するような場合は、エンジン調整の必要を知ることができる。さらに運転技術の判断と、その指導のデータにもなり、重要な計数になる。デジタコでも様々なデータは出るが、まずは判断や指導する管理者が必要になる。トラックを稼働させて売り上げを獲得するという運送業を営んでいる以上、燃費把握は基本であり、大切なことである。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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