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  • ブログ・川﨑 依邦

    経営再生物語(97)経営活性化シリーズ46

    2015年6月1日

     
     
     

     (46)一日を大切に



     一日を大切にして日々の基本業務を確実にこなすことが、平常時の管理者スキル向上につながっていく。一日を大切にすることをベースとして、経営者、経営管理者の一日の心構えについてもう一歩踏み込んでいく。

     経営に携わる管理者、経営者を目指す者にとっては、自分が統括する部署や事業のことを一日たりとも忘れて過ごすことはできない。経営者が会社のことを一日たりとも忘れることができないことと同様である。どうしたら事業をさらに発展させていけるか。今、抱えている課題、問題の対応をどうするか。現状の管理体制がベストなのかどうか。心の中にそうした悩みやプレッシャーを常に背負って、それをストレスと捉えずに前向きな姿勢で、むしろそのような立場や環境に感謝するくらいの心の持ちようが必要である。

     企業経営は、現状維持=衰退のはじまりである。収益源をいかにして作り上げていくか、事業を発展させていくにはどういう手段と段階を踏んでいくのか常に考えて実施しなければならない。そのような日々の中で、管理者としての心が鍛えられて人間性を高めていくことにつながる。

     どんなに優秀な人でも、その頭脳を使わなければ宝の持ち腐れで、どんどん退化していく。逆に、頭脳をフル回転させ続けている人は、肉体は年齢と共に衰えても頭脳は知識・経験を蓄積して、さらに磨きかけられて成長し続ける。人間の脳のメカニズムはそのようになっている。

     常に会社、事業のことを頭から離さずに過ごして、試行錯誤することは大変なことである。時には何もかも忘れてゆっくり過ごしたいと思うのが人間の常である。経営者・事業責任者は考えて実行することを宿命と捉えて、日々、ひとときも頭から事業のことを離さず、考え続けなければならない。その積み重ねが心の成長、人間性向上につながり、それに比例して会社や事業の成長につながっていく。

     事業を発展・継続させるためには、管理者の心を高めていくことが、とても大切である。心のない管理者に人はついてこない。私利私欲の人が一時的にうまくいったとしても継続することは難しく、それでは壁を乗り越えることはできない。

     「一日一生」という言葉がある。一日を一生のごとく全力で生き抜くという言葉である。嫌なことは後回しにしない。すぐできることをズルズルと明日に引き伸ばさない。日々悩み、考え抜いていくことの積み重ねが大きな力になると信じて「一日一生」と念じ続けていくことである。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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