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  • ブログ・川﨑 依邦

    経営再生物語(188)心のバトンタッチ〈事例A〉

    2018年4月23日

     
     
     

    〈〝2代目〟の甘さ〉

     

     周りからチヤホヤされて、それが当たり前になると、人間は甘くなる。今まで会社を倒産させた2代目のタイプには共通性がある。見栄っ張りタイプである。ええかっこしいのところがある。悪く思われたくない。社員に甘い。仕事は他人任せでドロをかぶらない。悪いことは部下のせいにする。

     ここ一番の経営の正念場にからきし弱い。一言で言えば、性格の問題である。この性格は本当の苦労を経験していないことにより、形づくられてきた面がある。自分の力で現在の地位をつかみ取ったものではない。天からの授かりものである。

     そこで妙なコンプレックスの裏返しとして、独特の「2代目性格タイプ」が登場してくる。それが〝ええかっこしい〟で〝自分で責任を取らない甘いタイプ〟である。こうなっては大変である。A社長は息子に苦労させることにした。

     A社のグループ会社の中の赤字会社を「なんとかせい」と任せることにした。「好きなようにやってみろ。期間は2か年、煮て食うなり、焼いて食うなり好きにしてみろ」。本社からの資金援助はない。自力で行くこと︱︱厳命である。息子は大海に放り込まれた訳である。

                     (つづく)

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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