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  • ブログ・鈴木 邦成

    改善への努力

    2008年11月20日

     
     
     

     運動不足になりがちですが、健康増進を目的に休日には最低、30分はウォーキングをするようにしています。わずかな努力や工夫も積み重なれば大きな意味を持つことになると考えています。
     とはいえ、「当たり前のことを当たり前に行う」、「改善を積み重ねていく」、「基本に忠実に」といったことは、実践するのがなかなか難しい面もあります。たった30分のウォーキングでも「今日は寒いから」とか「疲れているから」といった理由で休日毎にはなかなかできません。
    絶え間ない創意工夫を
     
     物流改善においても「これくらいの改善をしても仕方がない、意味がない」と思わずに小さなことを積み重ねていくことが大切なのではないでしょうか。また、「当たり前のことを当たり前にこなす」ということもとても重要なことに思えます。トヨタ生産方式の5Sや見える化なども当たり前と言われればそうかもしれませんがきちんと実践していくのは決して容易なことではないでしょう。
     最初から完璧を求めず、改善を積み重ねる過程の中で最善のゴールへの近道を発見するということもあるでしょう。実際、「これは素晴らしい物流センターだ」と思われるようなところは、改善をどんなに細かいことでも疎かにせず積み重ねていっているように思えます。
     どんな些細なことでも軽んじることなく、絶え間なく創意工夫を図ることで、長期的にはそれを怠る企業との間に大きな差が生じることになるわけです。

     
     
     
     

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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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