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ブログ・鈴木 邦成
見える化の応用
2009年1月19日
「可視化」と「数値化」
物流で見える化、可視化を図ること、あるいは物流KPIに着目することで、目標、目標値が定められ、効率、改善の成果を得ることができますが、日常生活についても同じようなことがいえます。
たとえば万歩計を身につけていると、毎日、自分がどれくらい歩いているのかがわかり、健康増進のプラスになるといいます。
万歩計による日常生活の「見える化」
実際、私もこの二か月ほど、万歩計で毎日、どれくらい歩いているのか見ているのですが、「今日はまあまあ動いていたのか」とか、「この頃はほとんど歩いていないから、明日は少し歩こう」といった具合に歩行量、散歩量などのメドが立ち、たいへん便利です。
万歩計を使用するということは日常の生活の中にも可視化、見える化の考え方を取り入れることにもつながるのでしょう。自分自身で目標の数値を設定することで、メタボ防止の大きな梃子となるわけです。
物流改善の視点
また逆に物流センターで各作業者に万歩計をつけてもらうことでセンターの動線の確認もできます。それで新しい改善提案が生まれてくる可能性もあります。
無論、物流センターの場合、作業者の歩行量が多くなるほうが良くないセンターということになるでしょう。「歩かない」ということは作業がそれだけ効率的に行われているということの証左になるわけですから。この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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