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ブログ・鈴木 邦成
物流人の世界交流
2009年3月26日
「野球世界一」となったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本チームの活躍で久し振りに国民全体がわきました。
そして経済面だけではなく、文化面、スポーツ面などでアジアが注目される時代が到来しつつあるということを実感いたしました。
「アジアの時代の到来」
海外のロジスティクス研究者、実務家などの方と接して感じるのは、「それぞれの国の独自の立場、物流特性などはあるでしょうけど、物流の専門家の雰囲気には(具体的にはうまく表現できないが)さまざまな共通点があるような気がする」ということです。
物流人のさらなる国際交流を!
「物流」、「ロジスティクス」をキーワードとすることで世界各国のさまざまな方々と情報、意見を交換したり、共通の話題に花を咲かせたりすることができるということになります。
トラック輸送について、あるいは物流センターのオペレーションなどについて、欧米やアジアの物流人とそれぞれの国の事情などもふまえて、お互いの状況を語り合うことも可能というわけです。
物流は「ビジネスの切り口」としてではなく「文化交流の入口」としても考えられるというわけです。
今後、アジアワイド、ワールドワイドでの国際交流の視点をふまえて、「ワールド物流フォーラム」などを積極的に開催し、国際的な物流人交流の窓口をつくっていくことも大切なことなのではないでしょうか。この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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