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ブログ・鈴木 邦成
見える化の推進
2009年8月16日
中国で現地の物流施設などを見学、視察してきました。
サブプライムローン以降、中国の景気、荷動きも一段落しているようでしたが、それでも依然、右肩上がりの経済成長を続ける状況には変わりがないようでした。
さまざまな物流環境を見ることで、我が国の物流システム、中国物流、国際物流の課題やポイントが見えてくるように思えました。
見える化への工夫
物流センターなどの見える化を考える場合、管理板、表示マップなどの活用は欠かせませんが、「あちこちに必要以上に多くの扉が設けられている」という状況も見える化を妨げてしまいます。
扉などは最小限にして、見通しをよくしておきたいところです。
さらにいえば容器の蓋、書類の表紙なども、どうしても必要でないものについては、できる限り省くようにしましょう。
蓋や表紙が見える化を妨げる要因となってしまうからです。
見える化を推進するにあたり、「いかにすればよく見えるようになるか」ということに日頃から注意しておく必要もあるわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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