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ブログ・鈴木 邦成
在庫管理と保管スペース
2009年11月19日
秋から冬へ
寒くなってきました。
米国では11月の第四木曜日、すなわち来週の木曜日が収獲を記念して神に感謝する「感謝祭」(Thanksgiving Day:サンクスギビングデー)となります。
おかげさまで拙著『物流マン必携ポケットブック』(鈴木邦成著、日刊工業新聞社)のほうは、全国書店の店頭に並び始めました。ネット書店での購入も可能です。
在庫管理と保管スペース管理
在庫管理と保管スペースの効率化は別モノのように考えられることもありますが、在庫管理を適切に、そして正確に行うにはその大前提として保管状態を整然とさせておく必要があることはいうまでもないでしょう。
同じ商品は同一の場所に集めて保管したり、品種によって保管場所を固定したりすることで在庫状況も容易に見当がつくケースもあります。
倉庫・保管コストが膨らむ原因として、「保管場所が明確に定められていない」、「材料、製品などと棚などの保管サイズが合っていない」、「保管スペースが有効に活用されていない」などが考えられます。
また、保管してある商品を簡単に取り出せるように回転棚を設置したり、自動倉庫を導入したりすることも保管効率を向上させる有力な選択肢です。
保管品種の特性や入出荷状況に合わせて最適な物流機器を導入することで在庫状況を明確化することができるようになります。
保管効率を向上させることで在庫状況も正確に把握できるようになり、それによって綿密に在庫管理、在庫削減も可能になるのです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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