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ブログ・鈴木 邦成
包装適正化への流れ
2009年12月26日
クリスマスという物流ピーク
欧米諸国ではクリスマスシーズンが大きな物流のピークになっていますが、そのクリスマスも終わり、いよいよ2009年も数日を残すのみとなりました。
2010年の新しいカレンダーをめくるのが待ち遠しく感じられるようになってきました。
包装の適正化
クリスマスというと派手なプレゼントのラッピングなども頭に浮かんできますが、包装のムダを省くということにこれまで以上の注意が払われる時代が来ています。
世の中は節約志向が強くなっています。
そして、その流れの中で注目されているのが「包装の適正化」です。
包装は物流の5大機能(輸送、保管、荷役、流通加工、包装)の中の一つですが、これまでどちらかというと戦略面からは軽視されてきました。
しかし、”Less is Best”(少ないほうがよい)という考え方のもとに、最近はその適正化を求める声が強くなっているのです。
包装を工夫することで、積載効率、保管効率、荷役効率などを向上させることも可能になるわけです。
包装を「ゆりかごから墓場まで」考えることで、グリーンサプライチェーンの構築を推進できるともいえましょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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