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ブログ・鈴木 邦成
税関の歴史と機能
2010年5月6日
仕切り直し
大型連休をゆっくり休まれた方、お忙しかった方などさまざまなでしょうが、ようやく区切りがつきました。
気分的に「仕切り直し」という方が多いのではないでしょうか。
私は都内某所のホテルなどで過ごしましたが、街中はかなりの人出になっていました。
輸出入管理の玄関口
国際物流のしくみを理解するうえで税関の歴史や機能を把握しておくことも大切です。
我が国の税関の歴史は1859年まで遡れます。
この年に箱館(函館)、神奈川、長崎が開港した際に運上所が設置されたのです。
運上所は税関の前身です。
関税の徴収は財務省の地方支分部局の一つである税関で行われます。
税関では関税の徴収のほかに、輸出入貨物の通関、密輸などの取り締まり、あるいは保税地域の管理が行われます。
なお、税関には函館税関、東京税関、横浜税関、名古屋税関、大阪税関、神戸税関、門司税関、長崎税関、沖縄地区税関があります。
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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