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ブログ・鈴木 邦成
ロジスティクスパークのインフラ整備
2011年3月11日
時の流れ
かつて年輩の方から「明治は遠くなりにけり」という言葉をよく聞きましたが、気がつけば、大正も昭和も遠くなってしまいました。
ちなみに今年は大正100年に当たります。
また、中華民国も建国から100年ということになります。
産業用地のインフラ整備
物流団地、ロジスティクスパークなどのインフラを地方自治体などが整備しても、「高速道路から至近」といった理由だけでは、なかなか企業も進出できません。
もちろん、「景気が上向きで荷動きが活発でなければならない」といった基礎要因も大切です。
また、近年は消費地にいかにタイムリーに配送できるということも大きなポイントとなっています。
さらにそれに加えて周辺インフラのしっかりした構築も必要です。
たんに土地を提供するだけではなく、たとえば、パート、アルバイトの確保、税制面での優遇、産廃処理施設の誘致なども大きな鍵を握ることになります。
トータルロジスティクスを構築する総合的なインフラ、周辺環境を整えることが重要となっているのです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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