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ブログ・鈴木 邦成
物流改善への姿勢
2012年2月22日
株高への流れ?
ここにきて円安株高が大きく進展しています。
日本経済がプラスの方向に動き出すことを期待したいところです。
物流改善の方向性
メーカーの物流部などが中心となって物流改善を行う場合、まず自社の製品や生産に関連する部品、資材などがどのような形状をしているのか、重量はどれくらいあるのか、物量はどれくらいになるのか、といった「物流特性」を十分に把握し、そのうえで「いかにモノの流れを効率的、戦略的に行うか」ということを考えなければなりません。
そしてそのうえで、トータル物流コストの低減・適正化を進めます。
たとえば、物流システム全体の効率化を図り、トラック運賃の値引きの交渉、物流センターの規模の縮小や統廃合、物流全般の人件費の圧縮などを検討していきます。
ただし、過度なコスト削減策は逆に「裏コスト」の発生を招くなど、反作用を引き起こすこともあるので注意しましょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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