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    リコーロジ・谷口社長「『Gロジスティクス』確立をめざして」

    2009年5月7日

     
     
     

     リコーロジスティクス(谷口邦雄社長、東京都)は、動脈物流(包装設計・調達・生産・販売)から静脈物流(回収・再生・処理)までを一気通貫する「循環型ロジスティクス」を構築している。
     「10年前から環境経営を提唱し、企業では環境保全と収益は相反するものではなく、両方とも成り立たなければならない」と谷口社長は語る。


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    谷口社長
     複写機(マシン)や消耗品(サプライ)の配送と同時に、不要になったマシンやトナーボトルなどを回収し、再資源化までを行う循環型ロジスティクスの取り組みは高く評価されている。
     08年には同社のグリーンロジスティクスに対して、社団法人日本ロジスティクスシステム協会の「ロジスティクス大賞環境賞」を受賞している。
     受賞テーマとなったグリーンロジスティクス事業は次のような仕組みだ。
     お客様から回収した使用済み製品は全国80拠点の一次回収センターで引き取り、全国11拠点のグリーンロジスティクスセンターへ集約する。ここで選別された再資源化機は全国12拠点のリサイクルセンターへ運ばれ、再使用部品とマテリアルリサイクル(廃棄物を原材料として再利用する)に分別されていく。回収率はマシンが約90%、サプライ約70%で、これから100%にしていきたいという。
     配送する関連会社6社でもエコドライブ講習会を実施するなど環境保全に努めている。このうち三愛ロジスティクス[東部]東北物流課は08年に独立行政法人環境再生保全機構主催の「エコドライブコンテスト」に入賞した。
     改正省エネ法へも対応している。一般的な重量、距離データに加え、車種、車種燃料、積載率の五つのデータを提供し、荷主の物流改善活性化とリコーロジスティクスの体質強化につなげている。
     「改正省エネ法対応は規制ではなく、経営効率の向上につながる取り組み」と話す谷口社長は今後についても「さらに環境経営を徹底していく」としている。
     その取り組みの一つとして、繰り返し使用可能な包装材「循環型エコ包装」を海外でも展開する。これは複写機輸送に使用する包装材の環境負荷削減のために、同社が開発・改良してきた包装で国内輸送に使用している。まだ、ダンボールを使用している海外でも「循環型エコ包装」を拡充していく。
     昨年から第5次中期経営計画を開始している同社。谷口社長は「G―Logi(Global&Green Logistics)の確立を目指す」と説明する。「さらにIT、LT(ロジスティクステクノロジー)を活用して、システム化・機械化を進めた人手をかけない(頼らない)システムを構築していきたい」。
     5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)とSS(セーフティー・セキュリティー)を活動の基本として、先進のテクノロジーによる総合ロジスティクス事業を提供していくという。(千葉由之記者)

     
     
     
     
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