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運送会社
H.A.S 軽バン商用車専門の民間車検工場オープン
2021年1月15日
関東を中心に400拠点2万台のネットワークで、軽貨物配送を基軸とした物流サービスを提供しているH.A.S(蓮沼綾仁社長、埼玉県川口市)は、昨年8月に民間車検場として車両整備工場「ケイバン車検」(同)をオープン。軽バン商用車専門にサービスを提供している。
蓮沼社長は「当社も軽貨物事業をやっているので、軽バン商用車の整備については一般の整備工場と比べて、的確に素早く対応することができる」とし、「車検に関しても365日受け入れ可能で、整備、点検、車検の予約もアプリで簡単に行える」としている。
軽貨物運送事業で使用される軽バンは、年間で普通の乗用車の4、5倍走っている。4年くらいで走行距離が20万kmを超えることも少なくない。新車から乗り始めて、ちゃんとメンテナンスをしていても、一般的に30万kmくらいで限界となる。安全に長く持たせるためには、こまめに点検を行うことが重要で、「最低でも1年に1回は点検した方が良いと勧めている。また、結果的にこまめに点検している方が金額的にも安くなる」と蓮沼社長は定期的な点検を勧めている。
また、「ドライバーが事故に巻き込まれた場合、当社では仕事に穴を開けなくてもすむように、代車を無料で貸し出して事故の現場までもって行くので、ドライバーはその場で荷物を積み替えて仕事に戻ることができる」という。
同社では、代車を無料で貸し出すだけではなく、修理自体も軽バンに特化していることから、ほとんどの部品をストックしているので、その場で修理して納車できる場合もあるため、個人事業者にとっては心強い存在だと思われる。
「ケイバン車検」はアプリから簡単に予約することができ、利用するとポイントが付与される。なお、営業ナンバーがついているだけで割引料金され、軽貨物事業者が提携工場として契約した場合はさらに割引が適応される。
◎関連リンク→ 株式会社H.A.S
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