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運送会社
聖菱運輸 レトロ風の装飾が好き「長く付き合っていきたい」
2022年2月25日
聖菱運輸(伴文夫社長、栃木県さくら市)には、レトロ風に装飾された白ナンバーのトラクタヘッドがある。
伴社長の趣味の車だ。同社長が中学生の頃に父親が同社を立ち上げ、運送事業を始めたが、高校時代は父親が運転するトラックの助手席に乗って、また大学時代は自らトラックを運転して、家業を手伝っていたという。
その頃からトラックは好きだったというが、トラックを装飾するという趣味はこの頃の社長にはまだなかった。
その後、同社長は大学を卒業してすぐに同社に入社するが、その際、自分で管理するトラックを1台与えられた。「自分の車ができてうれしく、飾ることにも興味を持ち始めた」という同社長は、それ以降トラックの装飾が趣味の一つになっていった。
市販の部品を買ってはトラックに取り付けたという同社長は、当然のことながら顧客に迷惑が掛からない程度の装飾を心掛けていたというが、幸い同社長は、派手な装飾ではなく、レトロ風な装飾が好みで、そのため、顧客に迷惑が掛かるようなトラックにはならなかった。
写真のトラクタヘッドも、当初は緑ナンバーを付けて荷物を運んでいたが、2年前に現役を引退すると、そこで白ナンバーに切り替えて、同社長の趣味の車となった。営業車としての役割は終わったが、イベント参加や、シャシーの回送として今も元気に走っている。
装飾をしているが、そのままの状態で構造変更を行い、車検も無事通しているので、コンプライアンス上も問題はないという。
同社長は、「古い車なので、いつまで乗れるかわからない」としながらも、「思い入れのある車なので、これからも長く付き合っていきたい」と話している。◎関連リンク→ 株式会社聖菱運輸
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