食品運送をメインに事業を展開する河本運送（吉村鶴樹代表取締役社長、大阪府八尾市）から２人が２月２５日に行われた大阪マラソンに参加し、見事完走した。

完走した岩井翔吾運行管理補佐は、「初めてフルマラソンに参加し、余裕はなかったが、普段から配送で通る大阪の街を走れて良かった」とし、同じく参加した同社の下川薫大氏は「10年前にマラソンに参加してから久しいが、改めて道具などを新調して取り組めた」とコメント。

大阪マラソン当日は、同月18日に行われた京都マラソンを完走した藤中隆部長らが２人の応援に駆けつけて激励を送った。

藤中部長は「５年前から自分の健康のために始めたことだったが、社内で健康に関する関心が広まって非常に嬉しく思う」と述べた。

同氏は「この業界は身体が資本。今回のマラソンは一つの例で、フルマラソンなどに参加しなくても車両のメンテナンスと同じく自身の身体にもっと気を配れるようになればより良い」と述べた。

実際に、藤中部長を筆頭に健康への取り組みを始めたことによって、社内の喫煙者率が減少。物事に真剣に取り組む姿勢は形を変えて社内にさまざまな良い影響を与えている。

藤中部長は、「同好会に近い取り組みだが、今後も同じ志を持った社員がもっと増えていくと嬉しい」と述べ、取材後には３人でランニングへ向かった。

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