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物流ニュース
スペース 社内課題を解決「物流アイデアソン」
2024年11月14日
【愛知】スペース(村井美映社長、蒲郡市)は、業務効率化に伴う働き方改革を目指した物流業界向けの研修プログラム「物流アイデアソン」の企画・運営サービスを開始。9月21日には、アイチ物流(西門勝司社長、東海市)が同研修を名古屋市内で実践した。
アイデアソンとは、アイデアとマラソンを合わせた造語で、特定のテーマや課題に対し、短時間で多くのアイデアを出し合い、最適な解決策を模索するもの。中小規模の物流会社がアイデアソンを開催するのは今回が初。当日はアイチ物流の社員が3チームに分かれ、村井社長をはじめアイデアソンのプロフェッショナルであるメンターを各班に配置しサポート。各班は社内課題を定義し、その解決法を話し合った後、発表を行った。
村井社長は、「国は業界のデジタル化を推進している。一方、管理職と現場の意識レベルにはギャップがある。そこで現場の従事者が課題の定義から解決策までを考えることで管理職と現場が望むデジタル化が進められると考えた。また、物流の現場は、他部署との交流が希薄で互いが持つ課題を認識できていない。他部署の人とイベント形式で楽しく情報共有しつつ会社の業務効率化に向けた課題を検討できれば」と説明。
また、西門社長はアイデアソン開催に対し、「皆がデジタル化に対する主体性を持ち、業務改善に積極的に取り組もうという意識が高まり、会社全体の成長につながった」と話した。
今後、スペースは国交省が推進する物流のデジタル化について、その一助となるように同様のイベントを開催する方針。
◎関連リンク→ 株式会社スペース
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