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    鹿毛運輸 福祉運送従事者を育成、定期講習会に寄付

    2015年4月10日

     
     
     

     鹿毛運輸(鹿毛美和社長、福岡県朝倉市)では社会貢献活動の一環として、福祉有償運送運転者講習会を行っている。同社は運送業のほかに訪問介護業も手がけていることから、利益の3分の1をNPO法人にこにこプラットホームに寄付し、講習会を定期的に実施しているという。
     少子高齢者社会を迎え、身体障害者や要介護者など、一人では公共交通機関を利用することが困難な移動制約者に対して、NPOなどによるドア・ツー・ドアの個別輸送サービスを提供する福祉有償運送のニーズが高まっている。同運送のドライバーには国交大臣の認定する講習を受けることが義務付けられており、にこにこプラットホームでは同講習会を随時開催し、受講者には修了証が発行される。
     同講習会は、安全運転や交通事故対策について、訪問介護の移動支援事業者として長年に渡り培ってきた同社のノウハウを注ぎ込んだ内容で実施。受講者からは「運転に対する意識を変えなくてはいけないと感じた」「目視の必要性を再確認した」など、運転意識の改善につながったという感想が多く寄せられている。


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     同社の鹿毛哲也相談役は、「これからも講習会を続けて、一人でも多くのヘルパーさんが移動サービスに従事し、外出の支援を求めている方の手助けを行うことで、当社としても社会に貢献したい」と話す。
     また、運送事業では省エネ活動を推進。燃費チェックを毎月実施し、上位3人のドライバーを表彰、下位5人は省エネ運転講習などに参加させている。同氏は「CO2削減や事故防止、トラックのこまめな点検につなげることができ、業績も上がる」と、一層の省エネ運転励行に努める考えだ。

     
     
     
     
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