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運送会社
さつき運送とさつきトラックス 地域貢献「できることは積極的に」
2019年6月28日
【福岡】九州で唯一、鮭が遡上すると言われている一級河川の遠賀川。その川のほど近くに本社を構えるさつき運送(大村秀三社長、遠賀郡水巻町)とグループ会社のさつきトラックス(大村さつき社長)。同社では近所の住民が訪ねて来る姿がよく見られる。
「孫が遊びに来たら必ずトラックを見たいと言うから」「野菜が採れたからみなさんでどうぞ」。そんな声かけとともに、地域の方が訪れる。
「受け入れて頂いている事がとても嬉しい。トラック増えたねと言ってくださる方もいて、気にかけてくれること、応援してくれることがとてもありがたい」と大村さつき社長。
子供たちが訪れた時は、ドライバーの協力の元、トラックに試乗できるような対応も考えている。出来る事であれば応えていきたいとの思いからだ。
数か月前、同社は休耕地であった田んぼを購入した。新社屋を建設するためだ。宅地への転用のため着工は数年後となるが、購入にあたって地域住民との関係性がさらに深まった。同町では休耕地とはいえ、田んぼを他地目に転用するのは非常に難しい。だが、「さつき運送さんなら」との信頼感から多くの賛同を得た。それだけでなく、他の休耕地の所有者からも「売るならさつきさんに売りたい。うちの土地も買ってくれないか」という相談が寄せられるようになった。
「この地で事業をさせてもらって、こんなにも受け入れてもらえている。地域のために出来ることは積極的に取り組んでいきたい」と同社長。今後も、地域の声に耳を傾けつつ、どんな貢献ができるかを探っていく。
◎関連リンク→ さつき運送株式会社
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